国道425号線&県道735号線(牛廻越&引牛峠)ツーリング

いつの間にか10月になり、めっきり涼しくなりました。
朝晩は冷え込みが厳しくなりつつありますが、本格的なツーリングシーズンです。
最近はあまりバイクに乗れておらず、国道425号線の尾鷲~十津川間のツーリングに行った後は9月の30日に昼から軽くお散歩的なツーリングに行っただけでした。
今回は久しぶりに1日バイクに乗る機会になりましたので、前回の続きである425号線の龍神~十津川間を走るべく、10月8日の日曜日に龍神に向けて出発しました。

自宅から龍神へは定番ルートとなっている国道480号線と高野龍神スカイラインの組み合わせです。
国道480号線は、鍋谷峠区間をバイパスでパスできるようになりましたので、高野山へのルートはこれ一択と言っても過言ではないと思います。

矢立茶屋から大門まではタイトなコーナーが続くので正直苦手です。
ゆっくり走って大門に到着です。

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この日は晴れ予報でしたが、自宅を出てからずっと曇りであいにくの空模様です。
この先の新しくできた道路を通り、龍神スカイラインに入ります。

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龍神スカイラインに入ってもあいにくの天気。普段ならば眺望も最高のルートなのですが、景色はほとんど楽しめません。
この日の前日に雨が降ったのですが、雨だけでなく風も強かったようで路面には落ち葉やら折れた小枝やらが散乱していました。
龍神スカイラインの途中にある花園あじさい園のところにバイクを停め、少し写真を撮って出発しました。
天気は相変わらず…どころか、ごまさんスカイタワーのところに近付くと霧が出始めました。

路面が良くなく、視界も悪いとくればさすがの龍神スカイラインも快走路というわけにはいきません。
前のこともあるので、慎重に走ってごまさんスカイタワーに到着です。

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霧がかかっていなければ、十津川、野迫川方面の山並みが見渡せるのですが、ご覧の通り全く何も見えません。
ここではとりあえず用を足すだけにして、龍神方面に向けて下っていきます。

少し下ると晴れてきました。

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ごまさん方面だけ、雲がかかっています。
この間やらかしたところを通るので少し嫌な感じでしたが、何もなかったです。
本当になんであんなところで…という感じです。

山を下って道の駅 龍神に到着です。

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僕以外にもセローの方がいらっしゃいました。

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道の駅の隣にある香房 ゆず夢cafeさんでピザとコーヒーを頂き、これからの酷道走行に備えてお腹を満たしておきました。
ここのピザは本当においしいです。

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道の駅から少し走ると、425号線の十津川方面分岐にたどり着きます。

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このトンネルだけは立派なんですよね。

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トンネルを抜けても少しの間は道幅が広いので、大型車が迷い込まないように警告があります。

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ここから45km走らなければなりません。普通の道の45kmはどうってことはないですが、酷道の45kmはなかなか大変だろうなと思いました。
まだ道幅も路面もマシな状態ですが、小又川の集落を過ぎるとすぐにこんな状態になります。

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425号線名物、転落事故への警告の看板です。
まあ分かってて来ているわけなので、何が起きても自己責任なのですが、注意して進みます。

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この看板は前からあるみたいですが、道路の改良はあんまり進んでいないみたいですね。

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路面の陥没したところが大きな水たまりとなっていました。
よけて通ることはできなそうだったので、そのまま通過しました。

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なかなか愉快な感じの道になってきました。

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横を流れる川は抜群にきれいなんだけどね…
時期的に日中はまだ暖かいので、やっぱり今日も黄色と黒の縞模様の怖いヤツがいました。
刺されると大変なので、早めに退散しました。

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この分岐は、舗装路とダート路だから迷うことはないですが、どっちも舗装路だったら迷う気がします。

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この傾いてしまっている国道標識は結構有名らしいです。
それにしても雨の後だから路面が大変です。

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地名表示が出てきました。
それにしても、こんなところを通る人なんて地元車か酷道巡りしてる人ぐらいなんだから、そんなに国道ってことをアピールしなくても…

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転落事故への注意喚起の看板がひしゃげて潰れていました。
落ちたらこうなるってことですね(笑えない)

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謎の廃屋があったり…

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どちらの方向から来ても、注意喚起の看板が目に入るようになっています。

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写真だと分かりにくいですが、かなりの急斜面です。
転落注意の看板は、伊達じゃないです。

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小又川は、まだまだ続くのです(笑)

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路肩が崩壊していました。
夜に通るとマジでヤバそうです。
ここで写真撮影をしていると、地元の軽トラのおじさんから「落ちるなよ」と声をかけられました。
バイクだから気になりませんが、車だと下手すれば落ちますよねこれ…

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龍神~十津川区間の425号線で有名な、一枚だけ青い看板です。

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ああ、やっぱりまだ小又川…
この後、標高を上げて県境である牛廻越に到着です。

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県境には、特に目ぼしいものはありません。

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これでまだ3分の1ぐらいです。
とはいえ最近、酷道ばっかり走っているせいか、ここまで時間は結構かかりましたがそんなに苦痛には感じませんでした。慣れというのは怖ろしいものです(笑)

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右手の壁にお地蔵さんが見えますが、昔はこのお地蔵さんのところに峠の由来が書いた看板があったそうです。今は跡形もなく消え去っています。
峠を後にし、国道168号線との合流点に向けて下っていきます。

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十津川村に入ると、路面が多少よくなり、ガードレールの設置率が上がります。

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山並みが深いです。
龍神村区間は展望が開けないですが、十津川村に入ると視界が広がるところもあります。

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迫西川の集落です。
龍神側では小又川の集落を過ぎると集落はなくなりますが、十津川側ではいくつかの集落を繋いでいます。

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集落の間の道は、このように鬱蒼とした杉林の中を通る場面も多いです。

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この素掘りのトンネルは、趣があってとても好きです。
酷道ではありますが、見所もあるのが425号線です。

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十津川側は、ところどころ道幅が広がるところがあります。

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うーん、この道を通って龍神スカイラインに行くのはお勧めじゃないね(笑)

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下を流れる川がきれいです。

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ゴールに近づいてきました。

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この道路改良の看板が見えたら、すぐに昴の郷のところに出てきて酷道区間は終了です。

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昴の郷から国道168号方面に抜けるトンネルは新しい立派なトンネルなのですが、旧道の方のトンネルも密かに残っていました。

写真を撮り忘れましたが、このトンネルを抜けた後はすぐに新トンネルの方の道と合流し、少しだけ狭路を進んだ後、国道168号線に合流します。

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十津川温泉のバス停のところで一息入れます。
時刻はもうすぐ午後2時でした。
写真を撮ったりして、ちょっとゆっくりし過ぎたかなという感じでしたが、まだ時間はある感じなので第2部に挑戦することにしました。

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ダム湖の水は、あんまりきれいじゃなかったです。雨の後だからかな…
龍神から十津川へは、国道425号線の他に県道735号線があります。
ただ、地図で確認するとよく分かるのですが、こちらも425号線と同様に狭路で線形も良くないです。
735号線は425号線に比べればまだマシと聞きましたが、実際に走行して確認してみます。

425号と735号は途中で合流する形になっているので、来た道を戻り、昴の郷の手前のトンネルのところで別れて進んでいく形になります。

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Be cool! 
…そっちじゃないです(歳ばれますね)
十津川名物の野猿ですが、なぜかひっそりと奥の方にあります。
昔、初めて十津川にツーリングに来た時に乗ってみましたが、今回はやめておきます。

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この辺りは割と道幅も広くて、路面もきれいです。

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上湯温泉の辺りです。
湯泉地温泉、十津川温泉と違って秘湯の観が強いです。

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転落注意の看板のお出迎えです。
路面は425号よりマシなんですが、ガードレールが設置されている箇所が少ないので気を付けて走らなければなりません。

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向こうに見える建物は、小学校のようです。
山間部だと通学も本当に大変だと思います。

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地名表記が2つあります。
大字と小字ということでしょうか。

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どこを向いているんだこの県道標識は!(笑)

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路面状況は425号線よりマシですが、同じような景色の単調なルートが続きます。

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公衆トイレだけはきれいでした。

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425号線沿いにもきれいな公衆トイレがありましたが、ここもきれいです。
公衆トイレなんか写真に撮るのは初めてですが、あまりにも変化がないのでついつい…(笑)

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狭路が続きます。

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路面もだいぶ悪くなってきました。
ここから標高を上げて引牛峠に到着です。

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こんなところで飲酒運転をする人なんているのでしょうか?
いたらかなりの強者だと思います。

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引牛峠です。
牛廻越と違って、峠は県境ではない模様です。
先着のライダーさんがいました。

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いわゆる切通しの峠です。
視界は多少開けますが、道路沿いの木が邪魔をして展望はよくありません。

峠を越えても県境は少し先にあるので、水系が新宮川水系から日高川水系に変わっても十津川村の領域になっています。

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台風で崩壊したのでしょうか、廃屋が無残な姿になっていました。

引牛峠からしばらく走ると、県境に到着します。

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和歌山県側に入ってもしばらくの間は狭路で路面にコケが生えていたりします。

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しばらく走ると、少し道幅も広くなり路面の状態も改善してきます。

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何の実かよく分かりませんが、実がなっていました。
秋ですね。

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吊り橋があったり…
渡ると結構揺れました。

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向こう側は、丹生ヤマセミの郷です。
ここまで来るともう一息で走破できるところまできました。

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トンネルを抜けて、やっと地名が丹生ノ川じゃなくなりました(厳密には丹生ノ川地区はトンネル手前から終わっているみたいです)

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丹生ヤマセミの郷を過ぎると、路面の状態はかなり良くなります。
狭路区間はあるものの、対向車にさえ気を付ければ全く問題なく走行できます。
殿原地区で国道371号線に合流し、そのまま龍神村西地区の425号線に合流して終了です。

龍游の道の駅で一服し、帰路につきました。

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帰り道はそのまま国道424号線で椿山ダム~白馬~金屋で阪和道 有田ICの方に抜け、高速は使わず国道42号線と国道26号線の組み合わせで帰りました。

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すっかり暗くなった頃、少し疲労が出てきたので道の駅 みさきで一息入れ、そのまま国道26号線で帰りました。
この日は泉州の各地域でだんじり祭りが行われていましたので、人も車も多かったような気がします。

今回のツーリングを振り返ってみると、国道425号線を語るには龍神~十津川間の走行をせずして語れないなと思いました。
ただ、狭路で路面が悪いものの勾配はそんなにきつくないので、そこまで苦痛には感じませんでした。
県道735号線の方は、確かに路面は国道425号線よりマシですが、似たような景色が延々と続く単調な山岳路なのでしばらく走っていると飽きてくる感じです。
所要時間と距離を考えると選択するメリットは全くないですが、話のネタにはなると思いました(笑)

まだまだ紀伊半島には険しい道がたくさんあります。
これから少しづつ走っていきたいです。




全日本モトクロス近畿大会

せっかくの連休ですが、全国的にあいにくの天気の模様です。
ここのところはだいぶ涼しくなり、本格的に秋になってきたなという感じです。
いよいよ、ツーリングの季節が始まります。

記事にするかどうか迷ったのですが、ここのところツーリングにもいけていないしネタがないので9月10日に行ってきた全日本モトクロス近畿大会の話をしたいと思います。

今回、会場へはバイクではなく車で向かいました。
やっぱりバイクに乗るんだったら単なる目的地への移動手段ではなくて、バイクに乗ることそのものを楽しみたいのと、当日は晴れ予報だったものの山沿いのにわか雨が心配だったからです。

会場は奈良県山添村にある名阪スポーツランドです。
関西でモトクロスやミニバイクレースを楽しまれる方には結構有名な場所らしいですが、僕は初めての訪問です。

西名阪道から名阪国道に入り、針テラスで少し休憩しました。

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やっぱりバイクが多いよね。

針テラスの先の小倉ICで名阪国道を降り、少し走ると名阪スポーツランドがあります。

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オンロードコースが駐車場になっていました。
4月に行った全日本トライアル近畿大会の時もそうでしたが、ハイエースなどのワゴン車率が高めです。
結構皆さんいろんなところから来られているみたいで、遠方の車もたくさんいました。
車の数は、トライアルの大会の時よりも断然こちらの方が多いです。
やっぱり、競技人口の差なんでしょうね。

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会場に入ってすぐのところがメーカーブースになっていました。

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僕たちのヤマハブースです。

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ごめんなさい、カワサキブースを撮っていなかったです。

セロー250乗りで、YSPさんにもお世話になっていますのでヤマハの応援をしていましたが、ホンダもスズキもカワサキもみんな好きです。

4大メーカーブースでは車両の展示、用品メーカーのブースではモトクロス用品の展示などをしていました。

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跨ってもOKでしたので跨らせてもらいましたが、さすがのモトクロッサーです。
僕は身長はそこそこありますが、つま先立ち気味になりました。

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お隣のYSPのブースにツーリングセローがありました。
自分のと同じバイクが展示されているのは、なんか不思議な気分でした。
YZ250Fに跨った後でこのセローにも跨りましたが、さすがにかかとまでピッタリでした。

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子供さんがコースを走っていました。
小さなお子さんとはいえ、速かったです。
未来のトップライダーですね。

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この日は、午前中はよく晴れていました。
気温的にはそれほど高くはなかったのですが、日差しがきつかったです。

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モトクロスはやったことがないですし、見るのも初めてなのですが、コーナリングのラインがコーナーのイン側を回る人と、アウト側を回る人と両方いました。
何か理由があるんでしょうね。
イン側の人は、わだちの中をコーナリングしていました。
よく転倒しないよなぁと思って見ていましたが、やっぱりバランス感覚がすごいんでしょうね。

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このコース、かなり高低差があるみたいです。
モトクロスはジャンプとか派手なコーナリングばっかりに目を向けてしまいがちですが、コース全体を考えてレースの組み立てをしないといけないのはロードレースと同じようでした。

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バイクって離陸できる機能があったんですね(笑)
やっぱりジャンプは、モトクロスの醍醐味です。

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第1コーナーです。
モトクロスでは、スタート直後の第1コーナーで転倒などのアクシデントが多いらしく、今回も転倒や転倒してはずみでバイクが観客席の方まで飛んでいくというハプニングがありました。

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こうやって一斉にスタートするのがいいですね。

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土の上でもしっかりバイクをバンクさせて曲がれるのが凄いです。

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ここはかなり熱い戦いでした。

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戦いを終えたマシンたちです。

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午後からは空がどんより曇ってきて、雨がパラパラ。
昼休みの時に降ったのが幸いでした。

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ヤマハの平田優選手は、午前中は3位につけていたのですが、午後の結果は惜しくも4位でした。
また次の大会で頑張って欲しいです。

モトクロスだけでなくモータースポーツは写真だといまいち雰囲気が伝わりにくいと思いますが、なかなかエキサイティングな大会でした。
僕はただのツーリングライダーなのでこんなことは逆立ちしてもできませんが、モトクロスにしても、ロードレースにしても、トライアルにしても競技というのはバイクの楽しみ方の一つだと思いますので、趣味としてバイクでの競技に熱中されている方が多いのもよく分かりました。
特にモトクロスは若い人が頑張っている印象なので、こういったレース活動がバイクの裾野を広げていくのに役に立ってくれると嬉しいなと思いました。

国道425号線(尾鷲~十津川)ツーリング

まだまだ残暑が厳しいですが、確実に季節は進んでいます。
9月2日に国道425号線の尾鷲~十津川間を走ってきましたので、そのことを記事にします。
結論から言うと、尾鷲~十津川間は酷道というほど厳しく感じる道ではありませんでした。
車だと離合に注意しなければなりませんが、バイクだと普通に走れる道でした。

この日は晴天に恵まれ、まさに酷道走行日和(笑)でした。
確実な所要時間が読めないため、朝は早めに出発しました。
まず尾鷲へと抜けるため、R309で水越峠を越えてR169へと繋いでいきます。

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9月頭とはいえ朝は気温が低く、メッシュジャケットでは寒くてたまりませんでした。
上市のローソンで休憩し、これからの山越えに備えて防風インナーを装備しました。
何か月かぶりにホットドリンクを頂きました。

あとは宮滝大橋を渡っていつものルートです。

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昔からここを通るたびこのブッシュマンという食堂が気になるんですが、開いているのを見たことがありません。

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前は入之波温泉までだったので、伯母谷ループから先はこのバイクでは初走行です。

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上北山村に入ると、このように深い谷を見下ろしながら標高を下げていきます。

そして、169号線を熊野市に向けて走っているということは、前のバイクを壊してしまったあの場所も通らなければならないということです。

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このトンネルです。上北山中学校の手前のトンネルですね。
ここでセンターラインのキャッツアイを踏んでバランスを崩し、左側車線の縁石にフロントタイヤを当てた後に転倒、バイクは派手に滑っていきました。
今改めて見るとなんてことのない普通のトンネルにしか見えませんが、なんであんなことになったんだろう…

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下北山村側の出口でボロボロになったバイクと共に、ロードサービスの方が来てくれるまで待ちました。
あの時ほど、時間が長く感じた時はなかったですね。

少し思い出に浸った後、再び169号線を南下、熊野市に入りました。

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反対側にはこんなのが…
夜だと絶対怖いよね(笑)

169号線から309号線へとシフトし、42号線へと向けて下っていきます。

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川の水がもの凄くきれいで、癒されます。
しばらく南下し、42号線に入りました。

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話には聞いていましたが、道の駅 熊野きのくには営業休止中でした。
やっぱり高速道路やバイパス道路の開通で往来が便利になると、元の道に沿う地域は寂しくなるものですね。

その後はそのまま42号線を進み、尾鷲市に入りました。

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矢ノ川トンネルを抜けた先の千仭橋(せんじんばし)の袂にあるダート路ですが、実はこれがかつての国道42号線だったそうです。今はトンネルで楽々行き来できますが、昔はこうやって矢ノ川峠を越えていたみたいです。セローならなんとかいけそうですが、残念ながら通行止めです。

それからの42号線は急激に標高を落として尾鷲の市街地に入ります。
ここでガソリンの補給と水分補給、昼食用の食べ物も調達していよいよ国道425号線に挑戦です。
紀勢道の開通で425号線に入る坂場交差点はよく分からないことになっていました。
墓地から始まることで有名な425号線ですが、見落としていました。
しかし後で確認したところ、新道からでもお墓は見えるみたいです。

紀勢道の高架下を潜り抜けると、いきなりの山道で標高を上げていきます。
そして薄暗いトンネルにたどり着きます。

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知らないと騙されるというか、僕も勘違いしたのですが、尾鷲市街から上がってきて最初のトンネルはあの有名な坂下トンネルではないようです。

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こちらが坂下トンネルです。
どうも尾鷲市街側の坑口よりも、奈良県側の坑口の方が趣がある写真が撮れるみたいですが、今回はこちら側の写真しか撮っていません。

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トンネル内部はこんな感じです。
かなり心もとない感じはしますが一応、照明設備はあるみたいです。
坂下トンネルを抜け少し進むと、割と明るく開けた感じになります。

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ほどなくして、クチスボダムという謎のダムにたどり着きます。

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特に見所もないダムのようでしたので、少し写真を撮って再び走り始めました。

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川の水がマジできれいです。
酷道ではあるのですが、こういう風景には癒されます。

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まだまだ尾鷲市です。

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酷道の中に突如として改良区間が現れますが、漏水があるところなんかはやっぱり紀伊半島クオリティです(笑)
そんな改良区間もほんの少しで終了、425号線は徐々に標高を上げていきます。

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やっぱり紀伊半島の山並みは深いですね。
標高を上げた後、八幡トンネルにたどり着きます。

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ここもしばらく通行止めだったようですが、今は問題なく通行することができます。
このトンネルが県境かなと思いましたが、どうやらそうではないようです。

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トンネルを抜けたところです。
結構、開けています。

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やっぱり川の水がきれいです。
トンネルを抜け少し走ると、ようやく県境に到着です。

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十津川遠い!
よく考えると、国道425号線に入ってから20kmぐらいしか進んでいません。
そして、聞いてはいましたが下の方の表示板に嫌な情報が…

気にせず、進みます。
途中に滝がありました。かくれ滝というそうです。

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セローは、お留守番です(笑)
この滝のところは何故かハチが何匹がいて、こちらに向かってくるので恐怖でした。

川を横目に見ながら進むと、やがて坂本ダムの湛水域に入ります。

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天下の国道…なのに路面の陥没は放置されるのが紀伊半島クオリティです。

木の陰になって分かりにくいですが、ダムのところに滝がありました。

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おにぎりも木の陰に隠れて分かりにくいです。

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坂本ダムも、こうやって見るとかなり大きなダムです。

ダム沿いは幅員は狭いものの、比較的路面の状態は悪くないのですが、たまにこんな区間が現れます。

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バイクが汚れますが、致し方ありません。
坂本ダムのダム堤体から先は通行止め区間に当たってしまうのですが一応、確認のため見に行きました。
まず下北山村に入ります。

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坂本ダムの堤体地点を過ぎてからは、通行止め区間が含まれるルートのため一気に路面状態が悪化しました。僕も慎重に走りましたが、2、3回ほど落石を踏み、リアタイヤの挙動が乱れました。

そして

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ああ、やっぱりダメだったのね。
というわけで引き返します。

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坂本ダム堤体のところまで戻ってきました。
やっぱり十津川は遠い…

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坂本ダムは、アーチ形の美しいダムです。
425号線がこの先に進めないため、迂回路として坂本ダムの堤体を渡って入るサンギリ林道があります。

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このサンギリ林道は、迂回路に指定されるだけあって全面舗装で路面もそれほど荒れていなく、安心して走ることができます。
そのため、対向車も来るようなのでバイクであっても注意して走らなければなりません。
僕もサンギリ林道に入ってすぐのところのブラインドカーブでトラックが突っ込んできて急ブレーキ、リアタイヤがロックして肝が冷えました。

この道も途中に大鍋小鍋の滝という滝がありました。

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ここでバイクを停めて、尾鷲のコンビニで買っておいたおにぎりを食べました。
しかしここもハチがいたので落ち着いて食べることができず、喉が詰まりそうになるのをお茶で流すみたいな感じになりました(笑)
夏から秋にかけての酷道巡りは、ハチに気を付けなければなりませんね。

サンギリ林道は徐々に標高を上げていき、サンギリトンネルにたどり着きます。

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トンネルの前後には、視界が開ける場所もあります。
林道及びトンネルの名前になっていますが、紀伊半島の山間部はカタカナ名称が多いですね。
サンギリ林道のサンギリも多分、地名だと思うのですが…

トンネルを通過すると標高を下げていき、169号線に合流します。
池原ダムを過ぎるところまでは169号線と重複し、その後はまた425号線が再開です。

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下池原の集落を臨みます。
既視感を感じます。

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明神池です。
池に近付くと鯉がたくさん集まってきましたが、エサをあげるつもりは全くありません(笑)

169号線分岐から下北山村役場までは非常に走りやすい道となっていますが、そこから先は元の425号線の姿に戻ります。
しばらく川と並行して走りますが、やっぱり水がきれいです。

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この区間は、所々幅員が狭いものの路面状態は悪くないので比較的走りやすいです。
そして

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みんな大好き、カナウナギトンネルです(笑)
この区間はある意味、ここが目的でした(笑)
他の謎のカタカナ名称であるナゴセ、トボトなどは地名だということですが、このカナウナギトンネルだけは本当に由来が分かりません。

カナウナギトンネル通過後は、標高を上げていきます。

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標高を上げながらしばらく進むと、開けた場所がありました。

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深い山並みの中、今まで登ってきた道が見えます。

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もう少し、頑張って走らなければなりません。
この広場から少し走ると、下北山村と十津川村の村境である白谷トンネルに到着です。

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十津川村側では、鬱蒼とした杉林の中を下っていく感じになります。
下北山村側よりも、路面に枝や石が多い感じがしました。

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あとは延々と狭路を下っていき、昔行った21世紀の森を過ぎて、道路沿いから見える滝のところに着きました。

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昔、同じ場所で写真を撮った記憶があります。
そこからすぐに168号線に合流、時間も押し迫っていましたので今回の425号線巡りはここまでとしました。

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168号線は改良が進んでおり、非常に快適な道路になりつつあります。
とりあえず道の駅 十津川郷で一息入れ、大阪に向かいました。

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その後、谷瀬の吊り橋に寄り道しました。
とりあえず十津川に来ると、道の駅と吊り橋には必ず立ち寄ってしまいます。

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そこからは大塔の道の駅で小休止をした以外は止まらずに帰りました。
やっぱり京奈和道と国道480号線のバイパスの組み合わせは非常に便利です。

今回のツーリングは、酷道ツーリングと覚悟して臨んだものの、実際には425号線の尾鷲~十津川区間は速度にさえ気を付ければバイクだと全く問題がない道でした。
坂本ダム堤体から池原ダムの備後橋までは路面に落石や枝などが多いものの、備後橋の通行止めが解除されれば改善されるものと思われます。
やっぱり、425号線の真の姿を見るためには関西有数の酷道と名高い龍神~十津川間を走るしかないようです。
すぐに、というわけにはいきませんが、今年中に(雪が降り出す前に)挑戦したいと思います。

話が少し逸れますが、425号線は深い山中を走るためか、動物をよく見かけました。
キジ、サル、シカ、リスなどです。キジに至っては3回も見ました。
熊やイノシシは見かけませんでしたが、普通に生息していると思われますので、バイクや自転車で走行する際には気を付けないといけません。

今回は距離もそこそこ伸び、大自然を満喫したり(ハチはやっぱり怖いよ)と、なかなか内容の濃いツーリングとなりました。
やっぱり、紀伊半島は面白いです。


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