HMS浜名湖 オフロードスクールに参加しました

気付けば4月です。
ブログ放置し過ぎです。

しまなみ海道ツーリングの後はほとんどバイクに乗れておらず書くこともなかったのですが、3月17日にHMS浜名湖のオフロードコースに参加してきましたので、そのことを記事にしたいと思います。
今回は写真がほとんどなく文章ばっかりの記事なので、お付き合いいただける方だけお願いします。

セロー250を買って半年以上が過ぎ、ツーリングには出掛けていますがオフロードを全く走っていません。
個人的に林道に行きたい気持ちはあるのですが、一緒に走ってくれる人も見つけていないし、それ以前にガチ素人がいきなり林道に行って大丈夫なのかと思いましたので、オフロード走行を体験すべくHMSのオフロードコースに参加してみようと思ったのです。

HMSは昨年鈴鹿で参加しましたが、オフロードなら浜名湖が有名らしいので、大阪からちょっと遠いですが浜名湖のオフロードスクールを受けてみることにしました。

浜名湖までの移動手段は、車で行くことも考えましたが距離が長くなるので今回は新幹線で行くことにしました。費用的には新幹線の方が少し高くなりそうですが、移動が楽なのが大きいと思いました。
結果的にこの選択は正解になりました。
浜松駅から送迎してもらえるので、電車での参加も問題ありません。

3月17日、朝6時過ぎの新幹線の間に合わせるべく、早めに出発しました。
自由席でしたが、空いていたので全く問題なく席に座ることができました。
そのまま浜松まで一直線。
8時前には到着しました。

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浜松駅周辺は、結構賑わっているようです。
到着後、スタバで時間を潰してから送迎場所に行き、HMS浜名湖の開催場所である交通教育センターレインボー浜名湖まで送ってもらいました。

受付で手続きを済ませ、ロッカールームで着替えてからオリエンテーションが行われる部屋に入りました。オリエンテーションは、鈴鹿と違って非常に簡潔でした。
浜名湖は常連さんが多いようで、僕以外の人は結構顔見知り同士が多い感じでした。
その後プロテクターやブーツなどの装備品をレンタルし、準備運動を済ませてバイクのところに行きました。
乗車する前に軽く自己紹介となりましたが、僕以外の方はやっぱり東海地方在住の方ばかりでしたのでアウェー感がハンパなかったです。とりあえず、「ガチ初心者です!」と言っておきました。

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バイクはこれです。
CRF125Lだそうです。CRF100は、キックスターターしかついていないのでオフ走行で疲れてきたらエンジンをかけられなくなるかもということなので、セル付きのCRF125Lになったそうです。

バイクに跨りエンジンを始動させた後、まず軽く外周を走行しました。
オフロードバイクは舗装路でのグリップが弱めなので、急にバンクさせたりしないでねとのことでした。
その後パイロンが並んでいるところに移動し、リーンアウトのフォームを教わりました。
上体を外側に持っていき、体はあまり傾けずバイクのバンク角を付けるフォームですね。
シートの角に座るイメージで曲がるということと、頭の位置をアウト側のミラーの延長線上に持ってくるように言われました。ちょうど、ライダーとバイクがY字のような形になる感じです。
言われたことは分かるのですが、全然そのように動けませんでした。

次に曲がるときにイン側の足を出して曲がる方法を教わりました。
モトクロスやモタードレースでやってるあれですね。
ポイントとしては真横に足を出すのではなく、前輪の横に出すような感じでとのことでした。
このやり方だと、万が一コーナリングでスリップしてもリカバリしやすいのだとか。

この2点を教わった後、パイロンが並べられたコースをリーンアウト、イン側の足を出しながら曲がるということで走行しましたが、僕は全然うまくいきませんでした。
バイクに慣れていないは言い訳なんですが、シフト操作、ブレーキが乱雑すぎてダメでした。
ここまで舗装された場所でした。

この後ようやく土の上に移動し、真っすぐに並べられたパイロンをスラローム走行するような感じで走り始めたのですが、前日に雨が降っていたためぬかるみゾーンが発生しており、僕はぬかるみゾーンに吸い込まれてボテッとコケました。
今回のスクールで初めての、記念すべき転倒者第1号となりました。
倒れたバイクを起こした時、舗装路で引き起こすような感覚でスタンドを出して起こしてしまったため、右に倒れたバイクを起こした時にスタンドで支えきれず、今度は左に倒れてしまいました。
ダートでのバイク引き起こしは、十分に注意しなければならないことが分かりました。

今度はブレーキの練習になりました。
フロントブレーキを使わず、リアブレーキだけで止まるようにするのと、故意にリアをロックさせて滑る感覚をつかむということでした。
リアロックはできたのですが、その後のリアをロックさせて車体を軽くバンクさせ、パイロンを回る(いわゆるブレーキターンってやつですかね)のが全然できませんでした。

続いて土の上の場所でパイロンが並べられた場所を走るのをやりましたが、とりあえず滑るのとふらつくので全然コーナリングができていませんでした。
イントラさんによると、体が後ろに逃げていて、頭が外側のミラーの延長線上に来ていないなど、正しくリーンアウトのフォームが作れていないとのことでした。内足も出してみたけど、とりあえず出してるだけって感じでしたね。

そんなこんなでボコボコにされて、午前の部は終了しました。
お昼ご飯はお弁当が出てくるのですが、鈴鹿は自前で用意しなきゃいけなかったのでこういうところはいいかなって感じです。

ちなみにこの日、オンロードコースの人とオフロードバランスの人がいましたが、みんなガチな感じでヤバかったです。僕みたいなドシロートは居場所がありません。

午後からはまず、8の字の練習をやることになりました。
任意のパイロンを選んで8の字旋回を練習するというものです。
まともに8の字やるなんて教習所以来だし、しかも土の上です。
やってみたらやっぱり全然うまく回れないわけですが、でもなんかだんだん面白くなってきました。
転びそうになって足をついて立て直したりとかしたわけですが、なんかこういう無心に走るのが楽しく感じました。

8の字をやった後、また移動して今度は高低差があるところの走り方を教わりました。
アップダウンが続くところを走る時、上る時は体を前に持っていき、下る時は腰を引く感じで乗ることと、上りきりそうなところで不用意にアクセルを開かないことなどを言われました。
下ったところにバンクの付いたコーナーがあったのですが、こういうところは惰力で曲がるように、とのことでした。
上り下りの練習は、タイミングが合わなかったりアクセルが雑だったりいろいろダメでした。

最後に仕上げとして、今まで教わった技術を利用しながらコースを走って下さいということになりましたが、そもそも技術が身についていないのでうまく走れなかったです。
もう意地で走りましたが、ぬかるみにタイヤをとられるとか、きついコーナーでコースアウトしてしまったりだとか、ダメダメでもうとにかく走るだけって感じでした。

そんな感じでオフロードスクールは終わり、最後にお世話になったバイクを洗車して、着替えを済ませ帰路につきました。浜名湖は、鈴鹿と違って最後にまとめみたいなのはないようです。

浜松駅まで送迎してもらい、そこから新幹線で大阪に帰りましたが、とにかく疲れました。
車だとまともに運転できなかっただろうなって感じです。
翌日どころか、当日から筋肉痛でしたし、もちろん翌日も筋肉痛でつらかったです。

今回、オフロード走行を体験したこと自体は良かったと思いました。
ただ、オフ走行というのは自分が思っていた以上に難しいものだなというのが正直な印象です。
しかし、せっかくセロー250を買ったので林道に行きたいという気持ちは強くあります。
オフがどんなものかを知るという意味では、今回の経験は良いことだったと思いますので、今度は自分のセロー250でオフを走れるようにしていきたいと思います。

しまなみ海道ツーリング(後編)

もうすぐ2月も終わりになりますね。
1月の6日、7日と1泊2日で行ったしまなみ海道ツーリング、2日目の出来事を書いていこうと思います。

7日の朝、6時に起床しました。
今回の宿泊施設である養老温泉本館は温泉がメインの宿泊施設だと思いますが、前日はゆっくりと入浴することができませんでしたので、真冬のツーリングですが朝風呂につかることにしました。
昨日と違ってお絵描きおじさんはいませんでしたので、のんびりとお風呂に入れました。
湯冷めのリスクはありましたが、まあどうせ明日も休みだしなんとでもなるだろうと思いました(笑)

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朝食はついているプランでした。
定番という感じの献立でしたが、よかったです。
朝食のお世話をしてくれた仲居さんがすごくいい人で嬉しい気持ちになりました。
帰り際、大阪からバイクで来たと伝えたら驚いた様子でしたが、気を付けて帰ってと温かい言葉をかけていただき、安全運転で帰ろうと気を引き締めました。

外に出るとバイクが凍っていました。
写真には撮りませんでしたが、シートが真っ白!
やっぱり丘の上にあるような感じのところなので、朝の冷え込みは厳しいものと思われます。

というわけで、バイクのエンジンを始動させ、昨日行けなかった因島を目指して尾道市内中心部へと下りました。
今回はそのまましまなみ海道に入るのではなく、まず無料の尾道大橋を渡って向島に入り、そこからしまなみ海道の向島ICより因島に渡りました。
昨日と違って天気も穏やかで風も弱く、安心して因島大橋を渡ることができました。

因島北ICで降り、とりあえず因島水軍城を目指しましたが…

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城門は、固く閉ざされていました(まだ営業時間になってなかったんだってば)
左横の隙間から侵入できそうな感じでしたが、それはさすがにやめました。

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水軍城の隣がお寺で、村上水軍の墓とかがあったんですが、あまり興味を引くものではありませんでした。

早々と水軍城より撤退。
因島を少し走ってみることにしました。

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先ほど渡った因島大橋です。
この日は薄雲があるものの、いいお天気でした。

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違う場所から。

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展望台的な場所がありました。
僕以外には、誰もいません。

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逆光はあまりきれいに撮れませんねぇ…

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島の東側にあたる場所です。
今日は波が穏やかでした。

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少し下っていくと、集落が見えてきました。
この後、国道に復帰して因島北ICから戻ろうと思ったのですが、せっかく来たので因島大橋の真下に行ってみようと思いました。
来た道を戻って海岸沿いをぐるっと回るルートは遠回りなので、因島北ICの少し先からしまなみ海道と並走する抜け道を使いました。

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うん、間近で見るとデカいね。

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大橋直下です。
この瞬間に鉄骨が落ちてきたらお陀仏です(笑)

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こうしてみると、日本の建築技術ってすごいですよね。

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セローと橋。
ライダーなら、ついついバイクと一緒に撮りたくなりますよね。

この後、因島北ICよりしまなみ海道で尾道市内中心部へ戻りました。
そして、尾道といえばまず出てくるであろう超有名観光スポットである千光寺へ向かいました。
時間があれば本当はロープウェイで登りたかったのですが、厳しいのでバイクで上がりました。

坂道を上ったところにある駐車場にバイクを停め(車が多くて第2駐車場の方に行ったらバイクは第1駐車場に専用スペースがあるからそこに停めてだとさ)、歩いて向かいました。

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途中、こんなものがあるのですが、今から考えるとそうそうたる面子ですよね…

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大台ケ原 大蛇嵓…ではありません(笑)

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そうこうしているうちに、お寺の建物が見えてきます。

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千光寺は昔来たことがあるのですが、このクルクル回す大きな数珠はあんまり覚えていませんでした。
今回も一応、回させて頂きましたが、何をお願いしたんだろう?

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千光寺から望む尾道の街並みは、よく写真で紹介されていますね。

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ここも縁結びですか!

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人が多いですが、ぼっちは僕だけのような気がしてきました。

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この鎖は昔、登りました。
ここの鎖修行をすれば、石鎚山で鎖修行をしたのと同じことになるのだとか…

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展望台の方にも行ってみました。

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かつては造船業などが産業の中心だったそうですが、現在は観光業の比率が高まってきているのでしょうか。
とはいえ、造船の町という雰囲気は存分に感じられます。

そろそろ出発しようということで駐車場に戻り、バイクに跨ろうとすると駐車場の整理をしていたおじさんに話しかけられ、しばらく談笑しました。
高松から今治に行き、そこからしまなみ海道を渡ってきたと伝えると、おじさんもバイクに乗っていたそうで、そのルートは俺も通ったといっていました。
ソロツーでも、こういう何気ない会話があるので楽しいです。

時刻は正午ぐらい。
もうそろそろお昼の時間なのですが、尾道市内で昼食を取らず国道2号線を福山方面に向けて走りました。
尾道から福山までは元々の距離が近いうえ、バイパスも整備されているのですぐに福山市内に入れました。
後は川沿いに下り、鞆の浦を目指しました。

昨日、今治で給油してからそれなりに距離を走ったので途中のスタンドで給油し、鞆の浦に着きました。

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そして、千とせさんへ。

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鯛茶漬けを頂きました。
ここは鞆の浦がメディアで紹介される時にはよく出てくる有名店ですが、味は確かなので鞆の浦での食事で迷ったらここがお勧めです。

食後は、ちょっとだけ鞆の浦の町をブラブラしました。

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鞆の浦といえばこの石灯篭が有名ですね。
観光の中心でもありますので、この辺りが一番人が多かったです。

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カフェや展示館などがあります。

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鞆の港の由来が書いてありました。

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昔ながらの家並みが残されています。
時間がなかったので長居はできませんでしたが、ゆったりとして落ち着く町です。

鞆の浦で昼食を済ませた後は、いよいよ大阪に向けて帰ることにしました。
時刻は午後2時半、ここから自宅まで250km以上ありますが、まあ十分帰れるでしょう。
次の日も休みですし…

鞆の浦から直接国道2号線へは入らず、ツーマプで抜け道と書いてあったr.3に入り、岡山県に入りました。

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r.3から変なルートになっている国道2号線の区間に入り(笠岡バイパスという道路になるそうです)、道の駅 笠岡ベイファームに着きました。

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笠岡といえばカブトガニなんですけども、よく見るとキモイですよね…

道の駅で一息入れた後は国道2号線の本線区間に合流し、そのまま東進しました。
倉敷バイパスや岡山バイパスの区間に入れば快適ですが、里庄町の区間などは改良がまだのようで少し流れが悪かったです。

岡山バイパスに入った後はこのまま兵庫県との県境まで一気に…とはならず、岡山ブルーラインに入りました。
目的は…

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結局あまりいい写真が撮れませんでしたが、片上大橋からの眺望です。
ブルーラインにおいては一番のビュースポットですが、この間の牛窓ツーリングでは見られなかったので寄ることにしました。

ブルーラインから再び国道2号に合流し、県境の船坂トンネルを抜ければ兵庫県です。

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兵庫県に入ると、だいぶ戻ってきた感じがしますね。

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途中で用を足すため、相生の道の駅によりました。

この後は一本道で国道2号線を走り、バイパス群を抜けて第二神明道路に入って明石SAで最後の休憩をしました。

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この日は気温はそんなに高くないものの晴れて穏やかだったのですが、さすがに日が暮れると寒くて仕方なかったです。
温かい飲み物で一息入れて、出発しました。
この後は湾岸線で自宅に帰りましたが、それなりに遅い時間になりました。

今回は2日間にわたったしまなみ海道ツーリングでした。
正直、事前の計画が万全でなかったために不完全燃焼となった部分もありましたが、楽しんで旅をすることができました。
真冬のツーリングはいろいろ大変な面もありますが、雪や路面凍結さえなければツーリングを楽しむことはできるので、雪の多い地域のライダーさんよりも恵まれているのかなと思います。

また次にしまなみ海道ツーリングをする機会があった時には、今回行けなかったところに行くなど、更にこの地域を楽しみたいと思います。

しまなみ海道ツーリング(前編)

今更ですが2018年になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、昨年に念願のバイク復活を果たし、今年は昨年以上にバイクライフを充実させていきたいと思っております。ツーリングはもちろんのこと、林道とかにも挑戦したいなと思う次第です。
まず2018年最初のツーリングとして、しまなみ海道を走ってきましたのでその時のことを記事にしたいと思います。

大阪からしまなみ海道方面へ向かうにはまず尾道まで向かい、そこから本州→四国のルートで走るのが一般的だと思いますが、片道はフェリーを使ってみたかったので今治から四国→本州のルートで向かうことにしました。帰りにフェリーを使うことも考えましたが、フェリーの時間の関係でまず四国に向かうルートになりました。

四国へ向かうために利用したのは、おなじみジャンボフェリーです。
6日の朝1時の便を予約したため、5日に今年の初仕事を終えて帰宅し、そのまま仮眠をとって深夜に出発しようと思いましたが眠れません。遠足前の小学生かよって感じですが、まあフェリーの中でも寝られるしいいだろってことで10時半過ぎぐらいに出発しました。

フェリー乗り場がある神戸へは、r.29臨海線、国道43号線、そして日本一短い国道として有名な国道174号線と走っていきました。
フェリー乗り場に着いたらバイクを停めて乗船手続きをしにいきましたが、事前に乗船名簿をネットで印刷しといたのでとても楽ちんでした(笑)

乗船開始の時間まで待機し、OKが出たところでバイクでフェリー内に入りましたが、バイクでフェリーに乗るのは初めての経験なのでなかなか面白かったです。

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フェリー内はこんな感じでした。本当はプライバシーの問題とかでフェリー内は撮影禁止らしいので、写真はこの1枚だけです。
思ったよりもきれいな感じでしたね。
フェリーには自販機や売店があり、讃岐うどんも食べられるみたいでした。
この後雑魚寝エリアに移動し、到着まで寝ようと思いましたが、ほとんど眠れませんでした。

5時前ぐらいに、突如として船内に「二人を結ぶジャンボフェリ~♪」ってな感じの謎歌が流れて、目的地の高松港に近付いたことが分かりました。僕以外の乗客の方も次々に船室から先ほど写真で載せた場所に移動していきました。下船OKの指示があるまで待機し、下船できるようになったら次々降りていく感じでした。僕はバイクなのでバイクを載せてある船体下部のエリアまで移動し、バイクを始動させ初めてバイクで四国の地に降り立ちました。

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Twitter写真の転載ですが、四国上陸後まもなくの写真です。

高松は一度車で来たことがあるのですが、道はほぼ知らないのでとりあえず国道11号線に抜けることにしました。なんとなく勘を頼りに進みましたが、栗林公園の看板が見えてきたので道を間違えずに済みました。
無事、国道11号線に合流し、しばらくは高松道と並行、その後は高松道から離れますが丸亀市辺りまでは片側2車線を確保していて走りやすい道路でした。前の日に雨が降ったのでしょう、路面は結構ウエットだったですけれども。

国道11号線を進み、観音寺市に入ったところでせっかく香川に来たのだから讃岐うどんを食べようと思い、こがね製麺所観音寺店に立ち寄りました。
ここのお店に行くのに地図を確認しましたが、あまりはっきり分からず何度か周辺を回ってようやくたどり着きました。スマホナビ導入しなきゃダメかなぁ…

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こがね製麺所は昔、善通寺のところにある店舗が結構おいしくて好きだったのですが、善通寺本店は開店時刻がゆっくりめなので観音寺店になりました。でも食べてみて、おいしくないことはないのですが、善通寺で昔食べたのとはまるで違う感じでした。チェーン店化するとやっぱりダメなのでしょうか。なんとなく丸〇製麺を思い出してしまいました。

うどんを食べた後は、この近くにある道の駅 ことひきに向かいました。
時間が早いので当然、お店などは営業していません。

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世界のコイン館ってなんか面白そうです。今度ここに来た時には是非立ち寄ってみたいですね。

コイン館から少し戻って一方通行の坂道を上がっていくと、香川県の謎スポットと個人的に思う場所に着きます。

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この巨大な寛永通宝はインパクト大ですね。
維持管理はなかなか大変なようですが、集客効果は高そうです。

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でも僕が行った時には、僕以外には誰もいない感じでした。

また国道に戻り、道なりに進んでいくとやっと愛媛県です。

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この手前に道の駅 とよはまがあります。

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こういう看板は好きですね。

愛媛県に入ってからは国道11号線の流れが悪くなりました。事前にツーマプで情報を入手していたので抜け道のr.13に行こうと思いましたが、そこまでが長い!
某製紙会社(カジノ関係でやらかしちゃった人のとこ)の工場が集中する地域はトラックなどが多くて非常に流れが悪く、時間を結構ロスしてしまいました。
ようやくr.13に抜け、新居浜を通過して西条市に入り、更に走ってようやく今治市に入りました。

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この今治市の看板を過ぎてすぐ後に、T字路になっている交差点から突然右折しようとする車がいて(相手側に止まれの標識があったのでこちらが優先です)、急ブレーキをかけたらリアタイヤがロックしてリアが振られながら停止しました。ぶつからなかったのでよかったですが、バイクだとこちらが優先でも痛い目を見るのは自分なのでよくよく気を付けなければなりませんね。

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今治市に入ってすぐのところにある道の駅 今治湯ノ浦温泉で一息入れ、今治市内中心部へ向かいました。

そろそろお腹が空いてきたので昼食にしようと思い、今治で今治焼鳥と並んで有名なご当地グルメである焼豚玉子飯を食べるため、白龍というお店に向かいました。

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焼豚玉子飯です。
焼豚丼目玉焼き乗せって言ってしまうと確かにそうかもしれませんが、なかなかおいしかったです。
タレを手に入れられれば、自宅でも簡単に作れそうですしね。

昼食の後は白龍の親父さんと軽く談笑し、しまなみ海道を走るために今治北ICを目指しました。
白龍の親父さんに道を教えてもらったので割とスムースに今治北ICの近くまで行くことができました。橋を渡る前に給油を済ませ、糸山展望台と来島海峡展望館にも寄っておきました。
今治北ICに入ってしまうと、来られなくなりますからね。

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糸山展望台より、来島海峡大橋です。

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今治北IC方向です。

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下に見えるのは、来島海峡展望館です。

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第一位です!

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ここも潮流がかなり速いみたいです。

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しまなみ海道は、サイクリストのメッカだけあってチャリダーさんが多いですね。

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さて、この後いよいよ今治北ICに入り、念願のしまなみ海道です。
来島海峡大橋(正確には3つの橋から成り立っています)を渡り、まず大島南ICで降りて大島を巡りました。

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まず道の駅 よしうみいきいき館ってところに寄りました。
特に目ぼしいものはなかったので、来た道を戻って亀老山展望公園へ。

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もしもしカメさん…(笑)
カメさんの背中や頭に小銭が置かれていました。
僕もついつい同じように小銭を置きました(笑)

カメさんに挨拶をした後、今治方面やさっき渡った来島海峡大橋を一望できる展望台へ向かいました。

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さっきまでいた今治市方面です。ガスってて眺めはよくありませんでした。

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来島海峡大橋です。
この写真では分かりませんが、3橋が連続していました。

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この展望公園がある大島側の写真です。
何枚か写真を撮って、展望公園を出発しました。

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行きに写真を撮っていなかったのですが、亀老山展望公園に行く道は途中から視界が開けて、瀬戸内海を望みながら登っていきます。

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バイクと橋ですが、木が邪魔であんまりいい写真が撮れませんでした。

亀老山展望公園から戻った後は、またそのまましまなみ海道に戻るのは面白くないと思いましたので、道の駅から大島の海岸線をなぞる道を走ってみることにしました。

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ひなびた漁村、といった感じの風景です。

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っと、行き止まり!
来た道を戻ります。

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空が今にも泣きだしそうです。

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島ツーリングって感じの雰囲気がよかったです。
ここから島の東側に出る道路に入ったのはよかったのですが、何故か酷道区間に突入してしまい(単に道を間違えただけです)、なんとか正しいルートに復帰して大島北ICよりしまなみ海道に乗りなおしました。せっかく酷道を走行したのに写真が全く取れませんでした。全く、何をしに行ったんだか…

伯方・大島大橋を渡り、伯方島ICで降りて伯方島に到着しました。
とりあえず道の駅に寄りましたが…

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冬だけど、チャリダーさん多い!

大島にいた時から天候はどんどん怪しくなっていきましたが、伯方島に到着してからポツポツと小雨が降り出しました。

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夏は観光客で賑わうのでしょうが、今の時期は閑散としてます。
ところで伯方の塩で有名な伯方島、塩ラーメンで有名な「さんわ」というお店があるのですが、時間的に中途半端なのと雨で士気が低下しているので断念しました。
再度、伯方島ICに向かい、あえなく伯方島より撤退と相成りました。

気を取り直して大三島に入りました。

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大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋です。
しまなみ海道を代表する橋の一つであり、美しい斜張橋です。

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まだ3つ目の島です。
今回は時間の関係でとてもとても回れませんが、安芸灘とびしま海道もおすすめらしいのでいずれ回ってみたいです。

さて、大三島といえばやっぱりここは外せませんね。

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大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。
伊予国一宮という、非常に由緒正しい神社だそうです。

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もう夕方に近い時間なのですが、人が多いです。

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初詣はここ何年かは和歌山の熊野本宮大社でしているのですが、ここの神社でもしっかりと今年のお願いをしておきました。
「今年こそは一緒にツーリングに行ってくれる素敵な人に出会えますように…」←あんたじゃ絶対ムリだよ(笑)

と、邪なお願い事を済ませた後は、お腹が空いてきたので何か食べたいなという気持ちで外に向かって歩き出しました。

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境内には、見事なクスノキがあります。

さて大三島、しかも大山祇神社周辺で食事というとまず間違いなくここが挙がると思うお店は…

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無情にも閉まっておりました。
期待してただけに残念。でもまあ開いてたら開いてたで行列必至だし、今度来た時の楽しみにとっておこうということで前向きに考えることにしました。

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神社のお隣は道の駅です。
神社の駐車場が一杯の時は、こちらの駐車場を利用させてもらうのが賢いですね。

道の駅の隣にある、多々羅展望台に行ってみました。

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眼下に道の駅が見えます。

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放置されし我が愛車(笑)

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不思議な形のモニュメントでした。
多々羅大橋を模したのでしょうか。

この後ようやく多々羅大橋を渡り、生口島に到着しました。
レモンの栽培で有名な生口島には耕三寺という有名なお寺があるのですが、結局寄れず。

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うーん、海水浴シーズンは賑わうんだろうね…

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のどかな風景です。
結局生口島の海岸沿いを半周する形で走り、生口島北ICから再びしまなみ海道に乗りました。
次は因島…といきたいところですが、夕暮れが迫っていたので無理はよくないと思い、宿泊予定地の尾道市内へと向かいました。

しまなみ海道は明石海峡大橋や大鳴門橋、瀬戸大橋に比べて横風の影響は少ないと思っていて、実際に生口橋までは風の影響をあまり感じずに走れていたのですが、因島と生口島を結ぶ因島大橋だけは違いました。季節柄なんでしょうが、強烈に横風が吹き(これでも明石海峡大橋などに比べればマシなんでしょうが)半車線ほど流されました。こういう時、セローなどの車重が軽いバイクは不利です。

ちょっと気持ちが萎縮しながらも、無事に橋を渡り終え、因島、向島を通過し尾道市内へと向かいました。高速ICから降りた国道2号線尾道バイパスがさっき走ってきたしまなみ海道よりも流れが速く、むしろこっちが高速なんじゃない? と思ってしまいました(笑)

尾道市内中心部に到着した後は、とりあえずご飯を食べようと思い、尾道ラーメンを食べることにしました。
スマホで検索して、朱華園というお店が一番近い感じだったので、そこにしました。

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既に結構並んでいる感じだったので、僕も列に並んで待ちましたが、一人だけライダーな恰好なので明らかに浮いてましたね(笑)
写真だとそんなに脂がきつい感じではないですが、背脂たっぷりでガツンとくるラーメンでした。

この後、本日の宿泊場所である養老温泉本館へ向かいました。
地図だとそんなに遠くない感じでしたが、尾道駅や国道2号線からは明らかに離れている感じで丘陵地帯の中にある施設といった感じでした。

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部屋はこんな感じでした。昭和の雰囲気の宿です。

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広島カープ関連のものがありました。
僕が応援しているプロ野球球団は阪神タイガースですが、やっぱりここは広島ですね。

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昭和レトロ感を出しています。

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ボンタンアメは僕が子供の頃にもありましたが、正直あんまりおいしいものではなかった気が…
都こんぶは鉄板です。

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懐かし過ぎてなんとも言えなくなりそうです…

この後は温泉に入り(何故か背中や脇腹にお絵描きを施している人が複数人いて居心地が悪くて仕方なかったですが)、近くのスーパーで買っておいた缶チューハイとつまみを頂いてから布団でくたばりました。付近に居酒屋でもあれば立ち寄ってみたかったのですが、少し山の中なのでしょうがなかったです。でもまあ、コンビニやスーパーがあるだけマシですね。僕が大好きな紀伊半島の山間部では、コンビニはおろかスーパーもありませんから。それが逆にいい部分もあるんですけどね。

一日目から予定が狂っているのは否めないですが、そんな感じでしまなみ海道ツーリングの一日目が終了しました。



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