いつの間にか10月になり、めっきり涼しくなりました。
朝晩は冷え込みが厳しくなりつつありますが、本格的なツーリングシーズンです。
最近はあまりバイクに乗れておらず、国道425号線の尾鷲~十津川間のツーリングに行った後は9月の30日に昼から軽くお散歩的なツーリングに行っただけでした。
今回は久しぶりに1日バイクに乗る機会になりましたので、前回の続きである425号線の龍神~十津川間を走るべく、10月8日の日曜日に龍神に向けて出発しました。
自宅から龍神へは定番ルートとなっている国道480号線と高野龍神スカイラインの組み合わせです。
国道480号線は、鍋谷峠区間をバイパスでパスできるようになりましたので、高野山へのルートはこれ一択と言っても過言ではないと思います。
矢立茶屋から大門まではタイトなコーナーが続くので正直苦手です。
ゆっくり走って大門に到着です。
この日は晴れ予報でしたが、自宅を出てからずっと曇りであいにくの空模様です。
この先の新しくできた道路を通り、龍神スカイラインに入ります。
龍神スカイラインに入ってもあいにくの天気。普段ならば眺望も最高のルートなのですが、景色はほとんど楽しめません。
この日の前日に雨が降ったのですが、雨だけでなく風も強かったようで路面には落ち葉やら折れた小枝やらが散乱していました。
龍神スカイラインの途中にある花園あじさい園のところにバイクを停め、少し写真を撮って出発しました。
天気は相変わらず…どころか、ごまさんスカイタワーのところに近付くと霧が出始めました。
路面が良くなく、視界も悪いとくればさすがの龍神スカイラインも快走路というわけにはいきません。
前のこともあるので、慎重に走ってごまさんスカイタワーに到着です。
霧がかかっていなければ、十津川、野迫川方面の山並みが見渡せるのですが、ご覧の通り全く何も見えません。
ここではとりあえず用を足すだけにして、龍神方面に向けて下っていきます。
少し下ると晴れてきました。
ごまさん方面だけ、雲がかかっています。
この間やらかしたところを通るので少し嫌な感じでしたが、何もなかったです。
本当になんであんなところで…という感じです。
山を下って道の駅 龍神に到着です。
僕以外にもセローの方がいらっしゃいました。
道の駅の隣にある香房 ゆず夢cafeさんでピザとコーヒーを頂き、これからの酷道走行に備えてお腹を満たしておきました。
ここのピザは本当においしいです。
道の駅から少し走ると、425号線の十津川方面分岐にたどり着きます。
このトンネルだけは立派なんですよね。
トンネルを抜けても少しの間は道幅が広いので、大型車が迷い込まないように警告があります。
ここから45km走らなければなりません。普通の道の45kmはどうってことはないですが、酷道の45kmはなかなか大変だろうなと思いました。
まだ道幅も路面もマシな状態ですが、小又川の集落を過ぎるとすぐにこんな状態になります。
425号線名物、転落事故への警告の看板です。
まあ分かってて来ているわけなので、何が起きても自己責任なのですが、注意して進みます。
この看板は前からあるみたいですが、道路の改良はあんまり進んでいないみたいですね。
路面の陥没したところが大きな水たまりとなっていました。
よけて通ることはできなそうだったので、そのまま通過しました。
なかなか愉快な感じの道になってきました。
横を流れる川は抜群にきれいなんだけどね…
時期的に日中はまだ暖かいので、やっぱり今日も黄色と黒の縞模様の怖いヤツがいました。
刺されると大変なので、早めに退散しました。
この分岐は、舗装路とダート路だから迷うことはないですが、どっちも舗装路だったら迷う気がします。
この傾いてしまっている国道標識は結構有名らしいです。
それにしても雨の後だから路面が大変です。
地名表示が出てきました。
それにしても、こんなところを通る人なんて地元車か酷道巡りしてる人ぐらいなんだから、そんなに国道ってことをアピールしなくても…
転落事故への注意喚起の看板がひしゃげて潰れていました。
落ちたらこうなるってことですね(笑えない)
謎の廃屋があったり…
どちらの方向から来ても、注意喚起の看板が目に入るようになっています。
写真だと分かりにくいですが、かなりの急斜面です。
転落注意の看板は、伊達じゃないです。
小又川は、まだまだ続くのです(笑)
路肩が崩壊していました。
夜に通るとマジでヤバそうです。
ここで写真撮影をしていると、地元の軽トラのおじさんから「落ちるなよ」と声をかけられました。
バイクだから気になりませんが、車だと下手すれば落ちますよねこれ…
龍神~十津川区間の425号線で有名な、一枚だけ青い看板です。
ああ、やっぱりまだ小又川…
この後、標高を上げて県境である牛廻越に到着です。
県境には、特に目ぼしいものはありません。
これでまだ3分の1ぐらいです。
とはいえ最近、酷道ばっかり走っているせいか、ここまで時間は結構かかりましたがそんなに苦痛には感じませんでした。慣れというのは怖ろしいものです(笑)
右手の壁にお地蔵さんが見えますが、昔はこのお地蔵さんのところに峠の由来が書いた看板があったそうです。今は跡形もなく消え去っています。
峠を後にし、国道168号線との合流点に向けて下っていきます。
十津川村に入ると、路面が多少よくなり、ガードレールの設置率が上がります。
山並みが深いです。
龍神村区間は展望が開けないですが、十津川村に入ると視界が広がるところもあります。
迫西川の集落です。
龍神側では小又川の集落を過ぎると集落はなくなりますが、十津川側ではいくつかの集落を繋いでいます。
集落の間の道は、このように鬱蒼とした杉林の中を通る場面も多いです。
この素掘りのトンネルは、趣があってとても好きです。
酷道ではありますが、見所もあるのが425号線です。
十津川側は、ところどころ道幅が広がるところがあります。
うーん、この道を通って龍神スカイラインに行くのはお勧めじゃないね(笑)
下を流れる川がきれいです。
ゴールに近づいてきました。
この道路改良の看板が見えたら、すぐに昴の郷のところに出てきて酷道区間は終了です。
昴の郷から国道168号方面に抜けるトンネルは新しい立派なトンネルなのですが、旧道の方のトンネルも密かに残っていました。
写真を撮り忘れましたが、このトンネルを抜けた後はすぐに新トンネルの方の道と合流し、少しだけ狭路を進んだ後、国道168号線に合流します。
十津川温泉のバス停のところで一息入れます。
時刻はもうすぐ午後2時でした。
写真を撮ったりして、ちょっとゆっくりし過ぎたかなという感じでしたが、まだ時間はある感じなので第2部に挑戦することにしました。
ダム湖の水は、あんまりきれいじゃなかったです。雨の後だからかな…
龍神から十津川へは、国道425号線の他に県道735号線があります。
ただ、地図で確認するとよく分かるのですが、こちらも425号線と同様に狭路で線形も良くないです。
735号線は425号線に比べればまだマシと聞きましたが、実際に走行して確認してみます。
425号と735号は途中で合流する形になっているので、来た道を戻り、昴の郷の手前のトンネルのところで別れて進んでいく形になります。
Be cool!
…そっちじゃないです(歳ばれますね)
十津川名物の野猿ですが、なぜかひっそりと奥の方にあります。
昔、初めて十津川にツーリングに来た時に乗ってみましたが、今回はやめておきます。
この辺りは割と道幅も広くて、路面もきれいです。
上湯温泉の辺りです。
湯泉地温泉、十津川温泉と違って秘湯の観が強いです。
転落注意の看板のお出迎えです。
路面は425号よりマシなんですが、ガードレールが設置されている箇所が少ないので気を付けて走らなければなりません。
向こうに見える建物は、小学校のようです。
山間部だと通学も本当に大変だと思います。
地名表記が2つあります。
大字と小字ということでしょうか。
どこを向いているんだこの県道標識は!(笑)
路面状況は425号線よりマシですが、同じような景色の単調なルートが続きます。
公衆トイレだけはきれいでした。
425号線沿いにもきれいな公衆トイレがありましたが、ここもきれいです。
公衆トイレなんか写真に撮るのは初めてですが、あまりにも変化がないのでついつい…(笑)
狭路が続きます。
路面もだいぶ悪くなってきました。
ここから標高を上げて引牛峠に到着です。
こんなところで飲酒運転をする人なんているのでしょうか?
いたらかなりの強者だと思います。
引牛峠です。
牛廻越と違って、峠は県境ではない模様です。
先着のライダーさんがいました。
いわゆる切通しの峠です。
視界は多少開けますが、道路沿いの木が邪魔をして展望はよくありません。
峠を越えても県境は少し先にあるので、水系が新宮川水系から日高川水系に変わっても十津川村の領域になっています。
台風で崩壊したのでしょうか、廃屋が無残な姿になっていました。
引牛峠からしばらく走ると、県境に到着します。
和歌山県側に入ってもしばらくの間は狭路で路面にコケが生えていたりします。
しばらく走ると、少し道幅も広くなり路面の状態も改善してきます。
何の実かよく分かりませんが、実がなっていました。
秋ですね。
吊り橋があったり…
渡ると結構揺れました。
向こう側は、丹生ヤマセミの郷です。
ここまで来るともう一息で走破できるところまできました。
トンネルを抜けて、やっと地名が丹生ノ川じゃなくなりました(厳密には丹生ノ川地区はトンネル手前から終わっているみたいです)
丹生ヤマセミの郷を過ぎると、路面の状態はかなり良くなります。
狭路区間はあるものの、対向車にさえ気を付ければ全く問題なく走行できます。
殿原地区で国道371号線に合流し、そのまま龍神村西地区の425号線に合流して終了です。
龍游の道の駅で一服し、帰路につきました。
帰り道はそのまま国道424号線で椿山ダム~白馬~金屋で阪和道 有田ICの方に抜け、高速は使わず国道42号線と国道26号線の組み合わせで帰りました。
すっかり暗くなった頃、少し疲労が出てきたので道の駅 みさきで一息入れ、そのまま国道26号線で帰りました。
この日は泉州の各地域でだんじり祭りが行われていましたので、人も車も多かったような気がします。
今回のツーリングを振り返ってみると、国道425号線を語るには龍神~十津川間の走行をせずして語れないなと思いました。
ただ、狭路で路面が悪いものの勾配はそんなにきつくないので、そこまで苦痛には感じませんでした。
県道735号線の方は、確かに路面は国道425号線よりマシですが、似たような景色が延々と続く単調な山岳路なのでしばらく走っていると飽きてくる感じです。
所要時間と距離を考えると選択するメリットは全くないですが、話のネタにはなると思いました(笑)
まだまだ紀伊半島には険しい道がたくさんあります。
これから少しづつ走っていきたいです。
朝晩は冷え込みが厳しくなりつつありますが、本格的なツーリングシーズンです。
最近はあまりバイクに乗れておらず、国道425号線の尾鷲~十津川間のツーリングに行った後は9月の30日に昼から軽くお散歩的なツーリングに行っただけでした。
今回は久しぶりに1日バイクに乗る機会になりましたので、前回の続きである425号線の龍神~十津川間を走るべく、10月8日の日曜日に龍神に向けて出発しました。
自宅から龍神へは定番ルートとなっている国道480号線と高野龍神スカイラインの組み合わせです。
国道480号線は、鍋谷峠区間をバイパスでパスできるようになりましたので、高野山へのルートはこれ一択と言っても過言ではないと思います。
矢立茶屋から大門まではタイトなコーナーが続くので正直苦手です。
ゆっくり走って大門に到着です。
この日は晴れ予報でしたが、自宅を出てからずっと曇りであいにくの空模様です。
この先の新しくできた道路を通り、龍神スカイラインに入ります。
龍神スカイラインに入ってもあいにくの天気。普段ならば眺望も最高のルートなのですが、景色はほとんど楽しめません。
この日の前日に雨が降ったのですが、雨だけでなく風も強かったようで路面には落ち葉やら折れた小枝やらが散乱していました。
龍神スカイラインの途中にある花園あじさい園のところにバイクを停め、少し写真を撮って出発しました。
天気は相変わらず…どころか、ごまさんスカイタワーのところに近付くと霧が出始めました。
路面が良くなく、視界も悪いとくればさすがの龍神スカイラインも快走路というわけにはいきません。
前のこともあるので、慎重に走ってごまさんスカイタワーに到着です。
霧がかかっていなければ、十津川、野迫川方面の山並みが見渡せるのですが、ご覧の通り全く何も見えません。
ここではとりあえず用を足すだけにして、龍神方面に向けて下っていきます。
少し下ると晴れてきました。
ごまさん方面だけ、雲がかかっています。
この間やらかしたところを通るので少し嫌な感じでしたが、何もなかったです。
本当になんであんなところで…という感じです。
山を下って道の駅 龍神に到着です。
僕以外にもセローの方がいらっしゃいました。
道の駅の隣にある香房 ゆず夢cafeさんでピザとコーヒーを頂き、これからの酷道走行に備えてお腹を満たしておきました。
ここのピザは本当においしいです。
道の駅から少し走ると、425号線の十津川方面分岐にたどり着きます。
このトンネルだけは立派なんですよね。
トンネルを抜けても少しの間は道幅が広いので、大型車が迷い込まないように警告があります。
ここから45km走らなければなりません。普通の道の45kmはどうってことはないですが、酷道の45kmはなかなか大変だろうなと思いました。
まだ道幅も路面もマシな状態ですが、小又川の集落を過ぎるとすぐにこんな状態になります。
425号線名物、転落事故への警告の看板です。
まあ分かってて来ているわけなので、何が起きても自己責任なのですが、注意して進みます。
この看板は前からあるみたいですが、道路の改良はあんまり進んでいないみたいですね。
路面の陥没したところが大きな水たまりとなっていました。
よけて通ることはできなそうだったので、そのまま通過しました。
なかなか愉快な感じの道になってきました。
横を流れる川は抜群にきれいなんだけどね…
時期的に日中はまだ暖かいので、やっぱり今日も黄色と黒の縞模様の怖いヤツがいました。
刺されると大変なので、早めに退散しました。
この分岐は、舗装路とダート路だから迷うことはないですが、どっちも舗装路だったら迷う気がします。
この傾いてしまっている国道標識は結構有名らしいです。
それにしても雨の後だから路面が大変です。
地名表示が出てきました。
それにしても、こんなところを通る人なんて地元車か酷道巡りしてる人ぐらいなんだから、そんなに国道ってことをアピールしなくても…
転落事故への注意喚起の看板がひしゃげて潰れていました。
落ちたらこうなるってことですね(笑えない)
謎の廃屋があったり…
どちらの方向から来ても、注意喚起の看板が目に入るようになっています。
写真だと分かりにくいですが、かなりの急斜面です。
転落注意の看板は、伊達じゃないです。
小又川は、まだまだ続くのです(笑)
路肩が崩壊していました。
夜に通るとマジでヤバそうです。
ここで写真撮影をしていると、地元の軽トラのおじさんから「落ちるなよ」と声をかけられました。
バイクだから気になりませんが、車だと下手すれば落ちますよねこれ…
龍神~十津川区間の425号線で有名な、一枚だけ青い看板です。
ああ、やっぱりまだ小又川…
この後、標高を上げて県境である牛廻越に到着です。
県境には、特に目ぼしいものはありません。
これでまだ3分の1ぐらいです。
とはいえ最近、酷道ばっかり走っているせいか、ここまで時間は結構かかりましたがそんなに苦痛には感じませんでした。慣れというのは怖ろしいものです(笑)
右手の壁にお地蔵さんが見えますが、昔はこのお地蔵さんのところに峠の由来が書いた看板があったそうです。今は跡形もなく消え去っています。
峠を後にし、国道168号線との合流点に向けて下っていきます。
十津川村に入ると、路面が多少よくなり、ガードレールの設置率が上がります。
山並みが深いです。
龍神村区間は展望が開けないですが、十津川村に入ると視界が広がるところもあります。
迫西川の集落です。
龍神側では小又川の集落を過ぎると集落はなくなりますが、十津川側ではいくつかの集落を繋いでいます。
集落の間の道は、このように鬱蒼とした杉林の中を通る場面も多いです。
この素掘りのトンネルは、趣があってとても好きです。
酷道ではありますが、見所もあるのが425号線です。
十津川側は、ところどころ道幅が広がるところがあります。
うーん、この道を通って龍神スカイラインに行くのはお勧めじゃないね(笑)
下を流れる川がきれいです。
ゴールに近づいてきました。
この道路改良の看板が見えたら、すぐに昴の郷のところに出てきて酷道区間は終了です。
昴の郷から国道168号方面に抜けるトンネルは新しい立派なトンネルなのですが、旧道の方のトンネルも密かに残っていました。
写真を撮り忘れましたが、このトンネルを抜けた後はすぐに新トンネルの方の道と合流し、少しだけ狭路を進んだ後、国道168号線に合流します。
十津川温泉のバス停のところで一息入れます。
時刻はもうすぐ午後2時でした。
写真を撮ったりして、ちょっとゆっくりし過ぎたかなという感じでしたが、まだ時間はある感じなので第2部に挑戦することにしました。
ダム湖の水は、あんまりきれいじゃなかったです。雨の後だからかな…
龍神から十津川へは、国道425号線の他に県道735号線があります。
ただ、地図で確認するとよく分かるのですが、こちらも425号線と同様に狭路で線形も良くないです。
735号線は425号線に比べればまだマシと聞きましたが、実際に走行して確認してみます。
425号と735号は途中で合流する形になっているので、来た道を戻り、昴の郷の手前のトンネルのところで別れて進んでいく形になります。
Be cool!
…そっちじゃないです(歳ばれますね)
十津川名物の野猿ですが、なぜかひっそりと奥の方にあります。
昔、初めて十津川にツーリングに来た時に乗ってみましたが、今回はやめておきます。
この辺りは割と道幅も広くて、路面もきれいです。
上湯温泉の辺りです。
湯泉地温泉、十津川温泉と違って秘湯の観が強いです。
転落注意の看板のお出迎えです。
路面は425号よりマシなんですが、ガードレールが設置されている箇所が少ないので気を付けて走らなければなりません。
向こうに見える建物は、小学校のようです。
山間部だと通学も本当に大変だと思います。
地名表記が2つあります。
大字と小字ということでしょうか。
どこを向いているんだこの県道標識は!(笑)
路面状況は425号線よりマシですが、同じような景色の単調なルートが続きます。
公衆トイレだけはきれいでした。
425号線沿いにもきれいな公衆トイレがありましたが、ここもきれいです。
公衆トイレなんか写真に撮るのは初めてですが、あまりにも変化がないのでついつい…(笑)
狭路が続きます。
路面もだいぶ悪くなってきました。
ここから標高を上げて引牛峠に到着です。
こんなところで飲酒運転をする人なんているのでしょうか?
いたらかなりの強者だと思います。
引牛峠です。
牛廻越と違って、峠は県境ではない模様です。
先着のライダーさんがいました。
いわゆる切通しの峠です。
視界は多少開けますが、道路沿いの木が邪魔をして展望はよくありません。
峠を越えても県境は少し先にあるので、水系が新宮川水系から日高川水系に変わっても十津川村の領域になっています。
台風で崩壊したのでしょうか、廃屋が無残な姿になっていました。
引牛峠からしばらく走ると、県境に到着します。
和歌山県側に入ってもしばらくの間は狭路で路面にコケが生えていたりします。
しばらく走ると、少し道幅も広くなり路面の状態も改善してきます。
何の実かよく分かりませんが、実がなっていました。
秋ですね。
吊り橋があったり…
渡ると結構揺れました。
向こう側は、丹生ヤマセミの郷です。
ここまで来るともう一息で走破できるところまできました。
トンネルを抜けて、やっと地名が丹生ノ川じゃなくなりました(厳密には丹生ノ川地区はトンネル手前から終わっているみたいです)
丹生ヤマセミの郷を過ぎると、路面の状態はかなり良くなります。
狭路区間はあるものの、対向車にさえ気を付ければ全く問題なく走行できます。
殿原地区で国道371号線に合流し、そのまま龍神村西地区の425号線に合流して終了です。
龍游の道の駅で一服し、帰路につきました。
帰り道はそのまま国道424号線で椿山ダム~白馬~金屋で阪和道 有田ICの方に抜け、高速は使わず国道42号線と国道26号線の組み合わせで帰りました。
すっかり暗くなった頃、少し疲労が出てきたので道の駅 みさきで一息入れ、そのまま国道26号線で帰りました。
この日は泉州の各地域でだんじり祭りが行われていましたので、人も車も多かったような気がします。
今回のツーリングを振り返ってみると、国道425号線を語るには龍神~十津川間の走行をせずして語れないなと思いました。
ただ、狭路で路面が悪いものの勾配はそんなにきつくないので、そこまで苦痛には感じませんでした。
県道735号線の方は、確かに路面は国道425号線よりマシですが、似たような景色が延々と続く単調な山岳路なのでしばらく走っていると飽きてくる感じです。
所要時間と距離を考えると選択するメリットは全くないですが、話のネタにはなると思いました(笑)
まだまだ紀伊半島には険しい道がたくさんあります。
これから少しづつ走っていきたいです。