以前、バイクに乗っていた頃からよく行っていて、一度バイクから離れても折を見てお詣りに行っていた場所が熊野三山と呼ばれる熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社です。
中でも田辺市(旧東牟婁郡本宮町)にある熊野本宮大社は特にお気に入りで、ここ数年は初詣もここでお詣りをしています。
バイクが納車されたので是非、本宮大社にはお詣りをしなければと思い7月29日土曜日、一路本宮を目指すツーリングに出掛けました。
天候が少し不安でしたが、行きたい気持ちが勝り出発となりました。
この日、まさかの落とし穴が待ち受けているとは、この時点では知る由もありませんでした。

朝6時過ぎ、バイクに乗って出発しました。
本宮に行くにはいろいろとルートがありますが、国道168号線で十津川村を経由し南下するルート、田辺から上富田町に入り国道311号線を東進するルート、龍神から県道で国道311号線に入り東に抜けるルートがよく使われるルートだと思います。
僕は国道26号→国道42号→国道311号のルートで行くことにしました。
距離は長くなりますが、途中にきつい山道等がないので安心できるルートです。

国道26号線は、特に語ることもなく…ですが、第二阪和国道が延伸されています。
泉南市の幡代交差点から、そのまま和歌山市内まで行くことができるようになりました。
以前は淡輪ぐらいまでしか道路がなかったので、本当に便利になりました。
そして新しくできた道の駅みさきで少し休憩。

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この後そのまま和歌山市内に入り、和歌山城のところでそのまま国道42号線に入りました。
その前に暴れん坊将軍である上様にご挨拶(笑)

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42号線を南下し、海南~有田~御坊と進んでいき、日高港のところで休憩しました。

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バイクを停めて休んでいると、地元のおじさん(僕もそのおじさんよりはだいぶ年下だけど、もういい歳なんだよ)が話しかけてきて、世間話やら大阪、和歌山の話で盛り上がりました。
こういう出来事が起こるのが、バイクのいいところだと思います。
なんだかんだで、おじさんと1時間ぐらいしゃべってました。
おじさんとの談笑が終わった後、日高港を出発し42号線を更に南下しました。
42号線はシーサイドルートのはずなのですが、田辺ぐらいまではそんなに海沿いばかりを走るわけじゃないので貴重な海分を補給。

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途中、みなべの道の駅で少し休憩した後、田辺~上富田と進み、国道311号線に入りました。
この日は和歌山県内に入った時から山の方はずっと雲がかかっていましたが、田辺に入ったぐらいから山にかかる雲は黒いものが目立つようになってきました。
とはいえ、せっかくここまで来たから引き返すのもな…と思い進むことに。
雨はもう覚悟してしましたので、あとはいつ降り出すかだけでした。
一気に進むのもいいですが、とりあえず道の駅ふるさとセンター大塔(奈良県にも大塔って地名があるよね)で一息入れました。

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道の駅の後ろを流れる富田川がすごくきれい。
川遊びの人も多かったし、僕も泳ぎたくなりました。

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大塔の道の駅を出た後、空に稲妻が走りました。
それからすぐにポツポツと雨が降り出し、「あ~、やっぱり降ってきたなぁ…」とか思いながら木の下(本当はあんまりよくないけど)に避難し、カッパを着ました。
カッパを着たら雨が止むとか言いますが、今回は止むことはなくそのまま本宮まで雨中走行となりました。ただ、雨の勢いは強くなかったのでまだマシでした。

本宮に着いても霧雨のような雨が残っていましたが、とりあえず参拝するのに支障はない程度なので駐車場にバイクを停め、お詣りを済ませました。

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無事にお詣りができ目的を果たせたのですが、もう一つ行きたいところがあったので来た道を戻り、龍神を目指しました。
途中、中辺路の道の駅で休憩しました。
中辺路から県道に入り、水上栃谷トンネルという3ケタ県道に不似合いなやけに立派なトンネルを抜けると龍神に入ります。
龍神に来たのは、hirosanがよく話題に出されているピザを食べるためです。

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香房 ゆず夢cafeです。
以前、龍神には何度か来ているのですが、全然ノーマークでした。
チーズピザを頂きましたが、期待通りのおいしさでした。

隣は龍神の道の駅です。

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土曜日なのにバイクいない…。
道の駅の隣を流れるのが日高川です。なんでも日本最長の二級河川だとか。

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ちなみに和歌山県には、日本最長の二級河川だけではなく日本で最も短い二級河川もあります。
那智勝浦町を流れるぶつぶつ川という川です。

後は帰るだけとなり、道の駅を後にしました。
この直後、僕は落とし穴にはまることとなります。
帰り道はこのまま北上していくと高野龍神スカイラインという道路に入り、高野山に入ってそこから国道480号線でかつらぎ町まで出てくることができるので、そのルートで帰ることにしました。
高野龍神スカイラインは快走路なのですが、それはあくまで天候や路面状態がいい時で悪天候時は気を付けて走らなければなりません。
今回、龍神の道の駅を出てから霧が出始め、標高が上がるにつれて霧が濃くなっていきました。
おまけに路面はウェットです。
とはいえ、慎重に走ればなんということはなかったのでしょうが、この時の僕は慎重というよりもビビッて体に力が入り、スムースにカーブを曲がるということができていませんでした。
そして、普通の右カーブで何故か「あっ、曲がれないかも?」とか思ってしまい、目線がアウト側にいってしまってバイクが外側に膨らみ、ブレーキをかけましたがそのまま転んでしまいました。
なんとも、情けない話です。
せっかくのツーリングがこの出来事で台無しになりました。
とりあえずバイクを起こし、致命的な損傷がないことを確認して、エンジンをかけ動き出しました。
ごまさんスカイタワーのところで濃霧の中バイクを確認すると、スクリーンとスクリーンを固定しているフレーム、ハンドガードとミラーにガリ傷がついたものの、それ以外に目立つ傷はなくハンドルやフロントフォークも全く問題なさそうでした。
走行に支障がないことが判明したので、そのまま自宅を目指しました。
高野龍神スカイラインを走っている間、結局霧は晴れず、高野山に着いてようやく霧がなくなりました。そのまま山道を下り京奈和道と国道371号線で大阪に帰りました。

今回のツーリングは、反省点がたくさんあります。
天候に関する予測、路面状況の判断、自身の運転技術の問題など…。
しばらく冷静に考えたいと思います。