まだまだ残暑が厳しいですが、確実に季節は進んでいます。
9月2日に国道425号線の尾鷲~十津川間を走ってきましたので、そのことを記事にします。
結論から言うと、尾鷲~十津川間は酷道というほど厳しく感じる道ではありませんでした。
車だと離合に注意しなければなりませんが、バイクだと普通に走れる道でした。
この日は晴天に恵まれ、まさに酷道走行日和(笑)でした。
確実な所要時間が読めないため、朝は早めに出発しました。
まず尾鷲へと抜けるため、R309で水越峠を越えてR169へと繋いでいきます。
9月頭とはいえ朝は気温が低く、メッシュジャケットでは寒くてたまりませんでした。
上市のローソンで休憩し、これからの山越えに備えて防風インナーを装備しました。
何か月かぶりにホットドリンクを頂きました。
あとは宮滝大橋を渡っていつものルートです。
昔からここを通るたびこのブッシュマンという食堂が気になるんですが、開いているのを見たことがありません。
前は入之波温泉までだったので、伯母谷ループから先はこのバイクでは初走行です。
上北山村に入ると、このように深い谷を見下ろしながら標高を下げていきます。
そして、169号線を熊野市に向けて走っているということは、前のバイクを壊してしまったあの場所も通らなければならないということです。
このトンネルです。上北山中学校の手前のトンネルですね。
ここでセンターラインのキャッツアイを踏んでバランスを崩し、左側車線の縁石にフロントタイヤを当てた後に転倒、バイクは派手に滑っていきました。
今改めて見るとなんてことのない普通のトンネルにしか見えませんが、なんであんなことになったんだろう…
下北山村側の出口でボロボロになったバイクと共に、ロードサービスの方が来てくれるまで待ちました。
あの時ほど、時間が長く感じた時はなかったですね。
少し思い出に浸った後、再び169号線を南下、熊野市に入りました。
反対側にはこんなのが…
夜だと絶対怖いよね(笑)
169号線から309号線へとシフトし、42号線へと向けて下っていきます。
川の水がもの凄くきれいで、癒されます。
しばらく南下し、42号線に入りました。
話には聞いていましたが、道の駅 熊野きのくには営業休止中でした。
やっぱり高速道路やバイパス道路の開通で往来が便利になると、元の道に沿う地域は寂しくなるものですね。
その後はそのまま42号線を進み、尾鷲市に入りました。
矢ノ川トンネルを抜けた先の千仭橋(せんじんばし)の袂にあるダート路ですが、実はこれがかつての国道42号線だったそうです。今はトンネルで楽々行き来できますが、昔はこうやって矢ノ川峠を越えていたみたいです。セローならなんとかいけそうですが、残念ながら通行止めです。
それからの42号線は急激に標高を落として尾鷲の市街地に入ります。
ここでガソリンの補給と水分補給、昼食用の食べ物も調達していよいよ国道425号線に挑戦です。
紀勢道の開通で425号線に入る坂場交差点はよく分からないことになっていました。
墓地から始まることで有名な425号線ですが、見落としていました。
しかし後で確認したところ、新道からでもお墓は見えるみたいです。
紀勢道の高架下を潜り抜けると、いきなりの山道で標高を上げていきます。
そして薄暗いトンネルにたどり着きます。
知らないと騙されるというか、僕も勘違いしたのですが、尾鷲市街から上がってきて最初のトンネルはあの有名な坂下トンネルではないようです。
こちらが坂下トンネルです。
どうも尾鷲市街側の坑口よりも、奈良県側の坑口の方が趣がある写真が撮れるみたいですが、今回はこちら側の写真しか撮っていません。
トンネル内部はこんな感じです。
かなり心もとない感じはしますが一応、照明設備はあるみたいです。
坂下トンネルを抜け少し進むと、割と明るく開けた感じになります。
ほどなくして、クチスボダムという謎のダムにたどり着きます。
特に見所もないダムのようでしたので、少し写真を撮って再び走り始めました。
川の水がマジできれいです。
酷道ではあるのですが、こういう風景には癒されます。
まだまだ尾鷲市です。
酷道の中に突如として改良区間が現れますが、漏水があるところなんかはやっぱり紀伊半島クオリティです(笑)
そんな改良区間もほんの少しで終了、425号線は徐々に標高を上げていきます。
やっぱり紀伊半島の山並みは深いですね。
標高を上げた後、八幡トンネルにたどり着きます。
ここもしばらく通行止めだったようですが、今は問題なく通行することができます。
このトンネルが県境かなと思いましたが、どうやらそうではないようです。
トンネルを抜けたところです。
結構、開けています。
やっぱり川の水がきれいです。
トンネルを抜け少し走ると、ようやく県境に到着です。
十津川遠い!
よく考えると、国道425号線に入ってから20kmぐらいしか進んでいません。
そして、聞いてはいましたが下の方の表示板に嫌な情報が…
気にせず、進みます。
途中に滝がありました。かくれ滝というそうです。
セローは、お留守番です(笑)
この滝のところは何故かハチが何匹がいて、こちらに向かってくるので恐怖でした。
川を横目に見ながら進むと、やがて坂本ダムの湛水域に入ります。
天下の国道…なのに路面の陥没は放置されるのが紀伊半島クオリティです。
木の陰になって分かりにくいですが、ダムのところに滝がありました。
おにぎりも木の陰に隠れて分かりにくいです。
坂本ダムも、こうやって見るとかなり大きなダムです。
ダム沿いは幅員は狭いものの、比較的路面の状態は悪くないのですが、たまにこんな区間が現れます。
バイクが汚れますが、致し方ありません。
坂本ダムのダム堤体から先は通行止め区間に当たってしまうのですが一応、確認のため見に行きました。
まず下北山村に入ります。
坂本ダムの堤体地点を過ぎてからは、通行止め区間が含まれるルートのため一気に路面状態が悪化しました。僕も慎重に走りましたが、2、3回ほど落石を踏み、リアタイヤの挙動が乱れました。
そして
ああ、やっぱりダメだったのね。
というわけで引き返します。
坂本ダム堤体のところまで戻ってきました。
やっぱり十津川は遠い…
坂本ダムは、アーチ形の美しいダムです。
425号線がこの先に進めないため、迂回路として坂本ダムの堤体を渡って入るサンギリ林道があります。
このサンギリ林道は、迂回路に指定されるだけあって全面舗装で路面もそれほど荒れていなく、安心して走ることができます。
そのため、対向車も来るようなのでバイクであっても注意して走らなければなりません。
僕もサンギリ林道に入ってすぐのところのブラインドカーブでトラックが突っ込んできて急ブレーキ、リアタイヤがロックして肝が冷えました。
この道も途中に大鍋小鍋の滝という滝がありました。
ここでバイクを停めて、尾鷲のコンビニで買っておいたおにぎりを食べました。
しかしここもハチがいたので落ち着いて食べることができず、喉が詰まりそうになるのをお茶で流すみたいな感じになりました(笑)
夏から秋にかけての酷道巡りは、ハチに気を付けなければなりませんね。
サンギリ林道は徐々に標高を上げていき、サンギリトンネルにたどり着きます。
トンネルの前後には、視界が開ける場所もあります。
林道及びトンネルの名前になっていますが、紀伊半島の山間部はカタカナ名称が多いですね。
サンギリ林道のサンギリも多分、地名だと思うのですが…
トンネルを通過すると標高を下げていき、169号線に合流します。
池原ダムを過ぎるところまでは169号線と重複し、その後はまた425号線が再開です。
下池原の集落を臨みます。
既視感を感じます。
明神池です。
池に近付くと鯉がたくさん集まってきましたが、エサをあげるつもりは全くありません(笑)
169号線分岐から下北山村役場までは非常に走りやすい道となっていますが、そこから先は元の425号線の姿に戻ります。
しばらく川と並行して走りますが、やっぱり水がきれいです。
この区間は、所々幅員が狭いものの路面状態は悪くないので比較的走りやすいです。
そして
みんな大好き、カナウナギトンネルです(笑)
この区間はある意味、ここが目的でした(笑)
他の謎のカタカナ名称であるナゴセ、トボトなどは地名だということですが、このカナウナギトンネルだけは本当に由来が分かりません。
カナウナギトンネル通過後は、標高を上げていきます。
標高を上げながらしばらく進むと、開けた場所がありました。
深い山並みの中、今まで登ってきた道が見えます。
もう少し、頑張って走らなければなりません。
この広場から少し走ると、下北山村と十津川村の村境である白谷トンネルに到着です。
十津川村側では、鬱蒼とした杉林の中を下っていく感じになります。
下北山村側よりも、路面に枝や石が多い感じがしました。
あとは延々と狭路を下っていき、昔行った21世紀の森を過ぎて、道路沿いから見える滝のところに着きました。
昔、同じ場所で写真を撮った記憶があります。
そこからすぐに168号線に合流、時間も押し迫っていましたので今回の425号線巡りはここまでとしました。
168号線は改良が進んでおり、非常に快適な道路になりつつあります。
とりあえず道の駅 十津川郷で一息入れ、大阪に向かいました。
その後、谷瀬の吊り橋に寄り道しました。
とりあえず十津川に来ると、道の駅と吊り橋には必ず立ち寄ってしまいます。
そこからは大塔の道の駅で小休止をした以外は止まらずに帰りました。
やっぱり京奈和道と国道480号線のバイパスの組み合わせは非常に便利です。
今回のツーリングは、酷道ツーリングと覚悟して臨んだものの、実際には425号線の尾鷲~十津川区間は速度にさえ気を付ければバイクだと全く問題がない道でした。
坂本ダム堤体から池原ダムの備後橋までは路面に落石や枝などが多いものの、備後橋の通行止めが解除されれば改善されるものと思われます。
やっぱり、425号線の真の姿を見るためには関西有数の酷道と名高い龍神~十津川間を走るしかないようです。
すぐに、というわけにはいきませんが、今年中に(雪が降り出す前に)挑戦したいと思います。
話が少し逸れますが、425号線は深い山中を走るためか、動物をよく見かけました。
キジ、サル、シカ、リスなどです。キジに至っては3回も見ました。
熊やイノシシは見かけませんでしたが、普通に生息していると思われますので、バイクや自転車で走行する際には気を付けないといけません。
今回は距離もそこそこ伸び、大自然を満喫したり(ハチはやっぱり怖いよ)と、なかなか内容の濃いツーリングとなりました。
やっぱり、紀伊半島は面白いです。
9月2日に国道425号線の尾鷲~十津川間を走ってきましたので、そのことを記事にします。
結論から言うと、尾鷲~十津川間は酷道というほど厳しく感じる道ではありませんでした。
車だと離合に注意しなければなりませんが、バイクだと普通に走れる道でした。
この日は晴天に恵まれ、まさに酷道走行日和(笑)でした。
確実な所要時間が読めないため、朝は早めに出発しました。
まず尾鷲へと抜けるため、R309で水越峠を越えてR169へと繋いでいきます。
9月頭とはいえ朝は気温が低く、メッシュジャケットでは寒くてたまりませんでした。
上市のローソンで休憩し、これからの山越えに備えて防風インナーを装備しました。
何か月かぶりにホットドリンクを頂きました。
あとは宮滝大橋を渡っていつものルートです。
昔からここを通るたびこのブッシュマンという食堂が気になるんですが、開いているのを見たことがありません。
前は入之波温泉までだったので、伯母谷ループから先はこのバイクでは初走行です。
上北山村に入ると、このように深い谷を見下ろしながら標高を下げていきます。
そして、169号線を熊野市に向けて走っているということは、前のバイクを壊してしまったあの場所も通らなければならないということです。
このトンネルです。上北山中学校の手前のトンネルですね。
ここでセンターラインのキャッツアイを踏んでバランスを崩し、左側車線の縁石にフロントタイヤを当てた後に転倒、バイクは派手に滑っていきました。
今改めて見るとなんてことのない普通のトンネルにしか見えませんが、なんであんなことになったんだろう…
下北山村側の出口でボロボロになったバイクと共に、ロードサービスの方が来てくれるまで待ちました。
あの時ほど、時間が長く感じた時はなかったですね。
少し思い出に浸った後、再び169号線を南下、熊野市に入りました。
反対側にはこんなのが…
夜だと絶対怖いよね(笑)
169号線から309号線へとシフトし、42号線へと向けて下っていきます。
川の水がもの凄くきれいで、癒されます。
しばらく南下し、42号線に入りました。
話には聞いていましたが、道の駅 熊野きのくには営業休止中でした。
やっぱり高速道路やバイパス道路の開通で往来が便利になると、元の道に沿う地域は寂しくなるものですね。
その後はそのまま42号線を進み、尾鷲市に入りました。
矢ノ川トンネルを抜けた先の千仭橋(せんじんばし)の袂にあるダート路ですが、実はこれがかつての国道42号線だったそうです。今はトンネルで楽々行き来できますが、昔はこうやって矢ノ川峠を越えていたみたいです。セローならなんとかいけそうですが、残念ながら通行止めです。
それからの42号線は急激に標高を落として尾鷲の市街地に入ります。
ここでガソリンの補給と水分補給、昼食用の食べ物も調達していよいよ国道425号線に挑戦です。
紀勢道の開通で425号線に入る坂場交差点はよく分からないことになっていました。
墓地から始まることで有名な425号線ですが、見落としていました。
しかし後で確認したところ、新道からでもお墓は見えるみたいです。
紀勢道の高架下を潜り抜けると、いきなりの山道で標高を上げていきます。
そして薄暗いトンネルにたどり着きます。
知らないと騙されるというか、僕も勘違いしたのですが、尾鷲市街から上がってきて最初のトンネルはあの有名な坂下トンネルではないようです。
こちらが坂下トンネルです。
どうも尾鷲市街側の坑口よりも、奈良県側の坑口の方が趣がある写真が撮れるみたいですが、今回はこちら側の写真しか撮っていません。
トンネル内部はこんな感じです。
かなり心もとない感じはしますが一応、照明設備はあるみたいです。
坂下トンネルを抜け少し進むと、割と明るく開けた感じになります。
ほどなくして、クチスボダムという謎のダムにたどり着きます。
特に見所もないダムのようでしたので、少し写真を撮って再び走り始めました。
川の水がマジできれいです。
酷道ではあるのですが、こういう風景には癒されます。
まだまだ尾鷲市です。
酷道の中に突如として改良区間が現れますが、漏水があるところなんかはやっぱり紀伊半島クオリティです(笑)
そんな改良区間もほんの少しで終了、425号線は徐々に標高を上げていきます。
やっぱり紀伊半島の山並みは深いですね。
標高を上げた後、八幡トンネルにたどり着きます。
ここもしばらく通行止めだったようですが、今は問題なく通行することができます。
このトンネルが県境かなと思いましたが、どうやらそうではないようです。
トンネルを抜けたところです。
結構、開けています。
やっぱり川の水がきれいです。
トンネルを抜け少し走ると、ようやく県境に到着です。
十津川遠い!
よく考えると、国道425号線に入ってから20kmぐらいしか進んでいません。
そして、聞いてはいましたが下の方の表示板に嫌な情報が…
気にせず、進みます。
途中に滝がありました。かくれ滝というそうです。
セローは、お留守番です(笑)
この滝のところは何故かハチが何匹がいて、こちらに向かってくるので恐怖でした。
川を横目に見ながら進むと、やがて坂本ダムの湛水域に入ります。
天下の国道…なのに路面の陥没は放置されるのが紀伊半島クオリティです。
木の陰になって分かりにくいですが、ダムのところに滝がありました。
おにぎりも木の陰に隠れて分かりにくいです。
坂本ダムも、こうやって見るとかなり大きなダムです。
ダム沿いは幅員は狭いものの、比較的路面の状態は悪くないのですが、たまにこんな区間が現れます。
バイクが汚れますが、致し方ありません。
坂本ダムのダム堤体から先は通行止め区間に当たってしまうのですが一応、確認のため見に行きました。
まず下北山村に入ります。
坂本ダムの堤体地点を過ぎてからは、通行止め区間が含まれるルートのため一気に路面状態が悪化しました。僕も慎重に走りましたが、2、3回ほど落石を踏み、リアタイヤの挙動が乱れました。
そして
ああ、やっぱりダメだったのね。
というわけで引き返します。
坂本ダム堤体のところまで戻ってきました。
やっぱり十津川は遠い…
坂本ダムは、アーチ形の美しいダムです。
425号線がこの先に進めないため、迂回路として坂本ダムの堤体を渡って入るサンギリ林道があります。
このサンギリ林道は、迂回路に指定されるだけあって全面舗装で路面もそれほど荒れていなく、安心して走ることができます。
そのため、対向車も来るようなのでバイクであっても注意して走らなければなりません。
僕もサンギリ林道に入ってすぐのところのブラインドカーブでトラックが突っ込んできて急ブレーキ、リアタイヤがロックして肝が冷えました。
この道も途中に大鍋小鍋の滝という滝がありました。
ここでバイクを停めて、尾鷲のコンビニで買っておいたおにぎりを食べました。
しかしここもハチがいたので落ち着いて食べることができず、喉が詰まりそうになるのをお茶で流すみたいな感じになりました(笑)
夏から秋にかけての酷道巡りは、ハチに気を付けなければなりませんね。
サンギリ林道は徐々に標高を上げていき、サンギリトンネルにたどり着きます。
トンネルの前後には、視界が開ける場所もあります。
林道及びトンネルの名前になっていますが、紀伊半島の山間部はカタカナ名称が多いですね。
サンギリ林道のサンギリも多分、地名だと思うのですが…
トンネルを通過すると標高を下げていき、169号線に合流します。
池原ダムを過ぎるところまでは169号線と重複し、その後はまた425号線が再開です。
下池原の集落を臨みます。
既視感を感じます。
明神池です。
池に近付くと鯉がたくさん集まってきましたが、エサをあげるつもりは全くありません(笑)
169号線分岐から下北山村役場までは非常に走りやすい道となっていますが、そこから先は元の425号線の姿に戻ります。
しばらく川と並行して走りますが、やっぱり水がきれいです。
この区間は、所々幅員が狭いものの路面状態は悪くないので比較的走りやすいです。
そして
みんな大好き、カナウナギトンネルです(笑)
この区間はある意味、ここが目的でした(笑)
他の謎のカタカナ名称であるナゴセ、トボトなどは地名だということですが、このカナウナギトンネルだけは本当に由来が分かりません。
カナウナギトンネル通過後は、標高を上げていきます。
標高を上げながらしばらく進むと、開けた場所がありました。
深い山並みの中、今まで登ってきた道が見えます。
もう少し、頑張って走らなければなりません。
この広場から少し走ると、下北山村と十津川村の村境である白谷トンネルに到着です。
十津川村側では、鬱蒼とした杉林の中を下っていく感じになります。
下北山村側よりも、路面に枝や石が多い感じがしました。
あとは延々と狭路を下っていき、昔行った21世紀の森を過ぎて、道路沿いから見える滝のところに着きました。
昔、同じ場所で写真を撮った記憶があります。
そこからすぐに168号線に合流、時間も押し迫っていましたので今回の425号線巡りはここまでとしました。
168号線は改良が進んでおり、非常に快適な道路になりつつあります。
とりあえず道の駅 十津川郷で一息入れ、大阪に向かいました。
その後、谷瀬の吊り橋に寄り道しました。
とりあえず十津川に来ると、道の駅と吊り橋には必ず立ち寄ってしまいます。
そこからは大塔の道の駅で小休止をした以外は止まらずに帰りました。
やっぱり京奈和道と国道480号線のバイパスの組み合わせは非常に便利です。
今回のツーリングは、酷道ツーリングと覚悟して臨んだものの、実際には425号線の尾鷲~十津川区間は速度にさえ気を付ければバイクだと全く問題がない道でした。
坂本ダム堤体から池原ダムの備後橋までは路面に落石や枝などが多いものの、備後橋の通行止めが解除されれば改善されるものと思われます。
やっぱり、425号線の真の姿を見るためには関西有数の酷道と名高い龍神~十津川間を走るしかないようです。
すぐに、というわけにはいきませんが、今年中に(雪が降り出す前に)挑戦したいと思います。
話が少し逸れますが、425号線は深い山中を走るためか、動物をよく見かけました。
キジ、サル、シカ、リスなどです。キジに至っては3回も見ました。
熊やイノシシは見かけませんでしたが、普通に生息していると思われますので、バイクや自転車で走行する際には気を付けないといけません。
今回は距離もそこそこ伸び、大自然を満喫したり(ハチはやっぱり怖いよ)と、なかなか内容の濃いツーリングとなりました。
やっぱり、紀伊半島は面白いです。